電池交換洗浄無しコース/Cartier Tank BASCULANTEバスキュラント
2010年12月お預かりのCartier Tank BASCULANTE電池交換です。 始めて見る時計ですが一体どんな構造?お客様は偽物かも?と書いてありましたが。
遊革の状態もチェックします。
裏蓋は??????で右が裏蓋記載。
竜頭を引き出すスペースが無い、何かの方法でケース毎出てくるはずですが。
革ベルトを外してみましょう。ラグ部の留めは?
ネジピンですね。
ラグ部をチェックします。
ラッチを引けば開く様です。
なるほど・・・こうなっていたのか。ルクルトみたいな構造ですが横回転では無く縦回転。
昔、この様な構造で木製の”寝椅子”って無かったか?
回転させると文字盤が裏返ってこうなります。
文字盤&ムーブを取り出すとこうなります。
つまりはワンピースケース構造。
これがムーブメントですが正に本物。バスキュラントでぐぐってみたら40〜50万円ってところでしょうか。
電池格納部をチェックします。
電池を入れて動作確認。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。