電池交換洗浄無しコース/Baby-G BG1100/2292

2011年8月30日お預かりのBaby-G BG1100/2292電池交換です。 ご自分で電池交換しようとしたが「スプリングを紛失しアラームが鳴らない。」ということですが、直すにはスプリングの調達が必須。

となるとメーカーから供給はありませんから「オークションでジャンク調達」ですから送料も含むと3.000円くらいは掛かりますか。また納期も「落札出来るまで」ですから2週間くらいは必用。でもそこまで費用を掛ける方はいません。

ウレタンバンドの折れ曲がりやすい箇所を金属で繋いだモデルですが、これはグッドアイデア!これだけでもバンドは長持ちするでしょう。

裏蓋は4本ネジで留まっていて右が裏蓋記載。

これがキャリバーで、ネジは「+」ネジ。

ところが一箇所ご自分で触ってネジをなめさせているので外せない。というか他のネジも堅く締めすぎ。こちらの工具が1本破損。この段階で「返却決定」これ以上、手間が掛かっても費用を頂ける訳でも無く。

慣れない人が裏蓋を触ると加減が分からないので大概、必要以上に堅く締まっております。緩すぎるというのは出会った事が無い。きっと「しっかり押さえつけてこその防水機能」と思うのは分かりますが。

でも冷静に考えれば返却すれば破損した工具代金を損するのみ。それは流石に請求も出来ないですから、なんとか2.000円だけでも頂くしかないかと。えらいものを預かったもので。ネジは外れ無いですから裏蓋はずらせるのみ。

ベゼルカバーを外せば、もう少しはずらせるかも?。と思ったらこちらのネジも破損させておられる。G-SHOCKは誰も持っている工具が使えそうなネジが入っておりますが、そこが盲点。

今後、このパターンは別途料金を頂く事にします。この電池交換に30分も掛かっておりました。メーカーへ送れば間違いなく返却されますパターンですね。

何とか電池交換は出来ましたがパッキンが挟まって。もう防水機能も何もあったものでは無いという状況。

何とか裏蓋は外してパッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。若干伸びておりますからシリコン塗布ベタベタでごまかし。

外したパーツは戻しましたが防水機能はかなり落ちたでしょう。これで防水機能の維持など言われたら「始めからネジが回らない時点で返却」するしかありません。ただ救いは裏蓋ネジ4本がシッカリ効いている事。

表示確認してボタン操作で確認音をチェックですがスプリングが無いですから当然鳴らず。

ELライト点灯確認。もちろんアラームは鳴りません。

時間を合わせて電池交換完了です。とにかくは時計として使うには問題無いでしょう。

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