電池交換洗浄無しコース/G-SHOCK DW8200K/1294
2015.7.2お預かりのG-SHOCK DW8200K/1294電池交換です。
3本届いたうちの1本。
ベルトを外さないと裏蓋が開けられない構造ですから外します。
開閉時の”裏蓋へのキズに注意を”と言うご依頼です。
基本そういうご希望の方は、受付自体をお断りしておりますが、
リピータさんは受け付けます。
キズを付けまいとすると、かえって緊張して手が滑るものですが。(^_^;)
洗浄コースではありませんがベゼル・カバーのネジを外して。
というのもベゼル・カバーが付いたまま「バイスにセット」すると
ベゼル・カバーの弾力がある分、ホールド感が薄れて本体が滑りやすい。
この状態にしてこそしっかり固定が可能。
加水分解の予兆があれば、ベゼル・カバーの取り外しも出来ませんが。
裏蓋のキズを気にする時に限って簡単には開かず。
バイス自体をデスクに固定して「体重を掛けて開ける妙技?」で開ける事に。
この方法だと滑ったら絶対キズが付きますが、他に方法が無い以上は仕方が無い。
強いての手段は「固いとお断り」するしか無くなります。
G-SHOCKの9割は腕でバイスを固定し、腕で回せばスクリューバックは回ります。
1割は「体重を掛けてスクリューバックを回す」事になりますが
それは「キツく締めすぎが原因」ですね。
裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
電池格納部をチェクします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
表示確認して。
ELライトの点灯も確認。
外したついでに洗浄。
ベゼル・カバーを取り付けて。
バネ棒も洗浄します。
バンドを取り付け電池交換完了です。