電池交換洗浄無しコース/TIMEX Expedition
2016.2.11お預かりのTIMEX Expedition電池交換です。
竜頭とプッシュボタンの動きをチェックして。
このタイプの電池交換は過去にも経験がありますが開閉作業は厄介なものになります。
微調整位置をチェックします。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
ブレスの端が裏蓋を覆っており外す必要がありますが、それが厄介。
ラグ部はネジピンで両サイドから締めてありますが。
見ると片方が既に外れております。
ネジの頭が錆びて折れており、紛失されております。この状態では突いただけで。
抜けます。後で接着剤で固定しておきましょう。
片方だけ外した状態では裏蓋がスペーサーに引っかかり外せない。
電池が乗せてあるタイプならこのまま電池交換が可能ですが。電池蓋がある構造ですから完全に裏蓋を外す必要がある。
恐る恐るですが片方はネジの頭が折れること無く外れました。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
電池蓋を外せば電池が付いており。
薄いプラスチックの枠に押し込まれております。力の入れ加減で簡単に割れるでしょう。
ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。
電池はCR2016。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
この裏蓋閉めが厄介な作業に。裏蓋がしなって入りますから指先の感触では変形させた時の同じ感触だから心地よい物ではありません。
閉めるのが堅いということは開けた時も凄い音がしますので冷や汗もの。
リセットをして動作確認。多機能ウォッチですが時間だけ合わせます。
アラーム機能もありますから不用意にプッシュボタンを押していたら確認音で電池が消耗します。