電池交換洗浄無しコース/TAG HEUER CG1122-0

2013年1月4日お預かりのTAG HEUER CG1122-0電池交換です。 2013年の初荷・電池交換ですか。

ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。

微調整部分の位置をチェックします。

洗浄は無しですがバックルの汚れも拭き取って。

裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

電池格納部をチェックします。

電池を入れて動作確認ですがデジタルは表示しましたが秒針が動かない。

注油調整で動き出しましたが。このパターンの多くは長期間放置の腕時計が多いですが、この時計もあまり使用感が無く綺麗な状態。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

0位置合わせを行いますが・・・

大きなクロノ針2本は、プッシュボタンで早送り。ただ小さい2本は不動です。ここまで修理となると分解修理ですが、このデジタル付のモデルは分解修理出来ません。

兎に角、時計としては使えそうで電池交換完了です。注油調整ですからしばらくは腕に着けて暖めて頂きましょう。それでも遅れたり止まったりする様なら諦めですか、普通の三針や、普通のクロノグラフならまだ分解修理出来ますが、デジタル付は職人さんもご勘弁をということです。
このセナモデルですが、もうメーカーの対応も「修理対象外」で終わっていると思いますが。対応頂けたら6〜70.000円といったところでしょうか。

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