腕時計メンテナンスの修理工具/ヘアライン研磨剤

これ2005年にオークションで見つけて買ってみました。簡単に言えば”砂ゴム”みたいな物ですか。サイズは30×40×8mm ですから消しゴムよりは大きいです。荒い物と細かい物があります。

例えば裏蓋にキズがあるとします。裏蓋は普通つや消しのヘアライン仕上げになっています。
これをAmorなどで磨くとツヤが出てしまいます。この研磨剤の目の細かい方で磨くと、○の所。キズが取れて行くのが分かります。

かすかに残っていますが、ほぼ取れました。また腕時計のケースもヘアライン仕上げの物は、やはり同じように修正したいですね。

この写真、ケースの左側がAmorで磨いて光っていますが右側はこの研磨剤で磨いたのでヘアライン仕上げになりました。ピンセットでもヘアライン仕上げの物はこれで磨いて。

ピカピカ!これ”金トコ”と言いまして時計工具のひとつですが表面のサビも。

磨いてヘアライン仕上げ。

このケースもヘアライン仕上げしました。しかし、ラグ足の上を見て頂ければ分かりますが、本来はメッキされたケースです。こういった物をこれで研磨するとメッキを落としますから、後でサビが浮いて来ます。メッキのケースには使用厳禁ですね。

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